レバレッジの本当の意味と使い方
どうも、こんにちは。
まんまです。
只今出張中~
さすがに何日も出張だと疲れが溜まってきますね。
美味しい味噌汁が飲みたい~!!
さて、今日の本題ですが、証券会社を選ぶ際、
しっかりと内容を確認したいのが「レバレッジ」
「レバレッジが高いのは怖い!」
「レバレッジが高いのはギャンブルじゃん!」
なんて言うことをよく耳にします。
でもそれって、本当なんでしょうか??
私が思うに、レバレッジのほんとうの意味、本当の使い方を知らないからだと思います。
レバレッジとは?
FXをするなら、レバレッジの意味をしっかり押さえておくことはとても重要です。
レバレッジとは、「てこ」の意味で、自分が持っている資金を膨らませて取引できる倍率のことを言っています。
例えば、1万円持っていたとして、レバレッジが20なら、
1万円x20=20万円分の取引ができるということです。
もしレバレッジが500なら、
1万円x500=500万円分の取引ができるということです。
ただここで注意したいのは、レバレッジ20や500はあくまで最大値(マックス)ということです。
自分の持っているお金は1万円、これは変わらないので、
損失が出た場合、耐えられるのは1万円までということになります。
レバレッジは小さいほうがいい?大きいほうがいい?
レバレッジは高いほうがいっぱい儲かりそうだけど怖い!
そんなイメージを持っている人が多いのではないかと思います。
さらにいえば、
「レバレッジは固定されてしまっている。」
「500倍なら常に500倍で取引しなくてはならない。」
というイメージを持たれる初心者の方はほとんどだと思います。
(↑これ間違っています。MAX500倍まで使えるということです)
結論から書くなら、レバレッジは高いほうがオススメです。
確かに儲けも大きくできますが、一番の利点は資金を守ることができるためです。
レバレッジが大きいとロットを大きくできる
まず、FXの売買においてロット(lot)という単位があります。
分かりやすくドル円で説明します。
MT4の左上に、このような売買の現在の値段が表示されていると思います。
(表示されていない場合この画像の左上の▼をクリックすると表示されます)
図の意味としては、
左がSELLで売りの値段:110円19.8銭
右がBUYで買いの値段:110円20.9銭
という意味です。
SELLとBUYの差額をスプレッドと呼びます。
ここでは、110円20.9銭ー110円19.8銭=1.1銭
この1.1銭がスプレッドです。これは随時変化します。
で、レバレッジが大きく関わってくるのがSELLとBUYの間の「0.10」です。
これは、売買する量を表しています(ロット)。
FXを取引する場合、最小取引数は0.01(1000通貨)です。
(特別な口座開設の場合、もっと小さい取引もできますがそれでは儲けが出ないので説明は省略します)
0.01ロット(Lot)=千通貨
0.1ロット(Lot)=1万通貨
1.0ロット(Lot)=10万通貨
10.0ロット(Lot)=100万通貨
こういった単位になります。
(もちろん0.03や0.42や1.96など、自由に変化させることができます。)
例として分かりやすく、今のドル円の値段を110.20(110円20銭)とします。
この値段で0.01(ロット)=千通貨分買ったとすると、
110.20x1000=110200円になります。
その後ドル円が上昇して110.32(110円32銭)になったとしたら、
110.32×1000=110320円となり、
その差額 110320ー110200=120円が儲けとなります。
もし、
0.1=1万通貨分買っていれば、1200円
1.0=10万通貨分買っていれば12000円
10.0=100万通貨分買っていれば12万円となります。
ここでレバレジの意味が大きく影響してきます。
レバレッジが大きいほど元金を大きくすることができ、
多くの取引ができ、儲けも大きくなるからです。
先程の例で紹介してみます。
例えば、1万円持っていたとして、レバレッジが25なら、
1万円x25=25万円。
最大で25万円分の取引ができるということです。
ただ、国内証券は、これからレバレッジが10倍になるのでは?という話があります。
もしそうなら、1x10倍=10万円までしか取引できなくなります。
これだと最小の0.01(千通貨)でドル円等を売買することができなくなってしまいます。
その点、海外のレバレッジ高い証券会社なら(例えばタイタンの500倍、XMの888倍)
1万円x500=500万円分の取引ができるので、0.01(千通貨)でも全然余裕ですね(^^)
国内証券で500万円分の取引をしようと思ったら、最低でも元金が50万円いることになります。(変動分の余裕を見ないといけないので50万以上必要ですけど)
私もそうですが、それほど大きなお金を持っていなくてFXを始める人が多いと思うので、
レバレッジが大きいほうが、少額のお金でも始めることができる。これとっても嬉しいですよね(*^^*)
レバレッジが大きいとリスク管理、リスク対応がしやすくなる
レバレッジが大きいことは、儲けよりも実はもっと大切なことがあります。
それは、リスク管理、リスク対応ができるということです。
前回まで無料自動売買のEAを設定してきましたが、
EAは含み損を耐えながら、プラスになるのを待つこともあります。
例えば↓の例です。
赤い右向きのところで売りをした場合、①の部分は含み損になります。
この含み損を耐えると、左向きの赤い矢印で決済(利確)できます。
この含み損を耐えることが自動売買のEAでは必須であり、自分で売買をする場合にも必ず必要になってきます。
この時レバレッジが10倍などレバレッジが低い場合、
それなりに資金を持っていないと、耐えられない可能性がでてきます。
(もちろん、もともとの資金がいっぱいある人は問題ありませんが。。)
資金が少ないのに売買する額を大きめにとってしまえば、ちょっとした変動でも強制損切りになったり、口座が破綻したりしてしまいます。
通貨ペア | レバレッジ無しの1万通貨取引金額 | レバレッジ25倍で1万通貨取引に必要な最低金額 | レバレッジ500倍で1万通貨取引に必要な最低金額 | レバレッジ500倍で千通貨取引に必要な最低金額 |
ドル円 | 110万円 | 44000円 | 2200円 | 220円 |
ユーロ円 | 130万 | 52000円 | 2600円 | 260円 |
ポンド円 | 150万 | 60000円 | 3000円 | 300円 |
(ドル円=110円、ユーロ円=130円、ポンド円=150円で計算しています)
1万円の元手で始めようと思えば、レバレッジ25倍のFX業者ではできません。
レバレッジが500倍のFX業者業者なら始められますね(^^)
1万円を元手にレバレッジ500倍の場合、(相場が変わると変化しますが)
例えばドル円で1万通貨なら口座破綻まで78pips(維持率100%として)
千通貨なら978pipsです。
レバレッジが違うだけで、これだけ行動できる範囲が変わってきます。。
FXはギャンブルではなく投資なので、リスク管理は必ず必要です。
リスクを安全に取りながら儲けも最大限に出していく。
ココがポイントだと思います。
次回は、もっと具体的な取引を例にレバレッジについて考えてみたいと思います。
レバレッジの意味がわかってくると、
無料自動売買EAの人気上位2つがなぜ人気なのがよく分かりますね!
もちろん裁量でもバッチリ活躍してくれると思いますよ(^^)
(私も裁量で使っています(*^^*)
↓XM:888倍
↓タイタン:500倍
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